転折角型と転折丸型
こんにちは。人事コンサルタント兼社会保険労務士の伊藤康浩です。
今回も筆跡の話をしたいと思います。
「口」の字の第2画のように途中で折れ曲がる部分を筆跡診断の世界では転折部と呼び、角張って曲がるのを角型、丸く曲がるのを丸型といっています。
転折部は教育漢字ではここは角張って書く、ここは丸く書くと決まっているようですが、ふつうの手書き文字ではどちらであろうと問題にはなりません。しかしどちらかの書き方で、書いた人の人間像がある程度推定できます。
まずは転折角型の人は一般的にまじめ、几帳面、ルールに忠実です。横断歩道を渡る時もきちんと表示された所を通るでしょう。ただ融通がききにくく、度が過ぎると、角張る、角が立つ、角々しい、四角四面という印象になってきます。転折角型で自由奔放、面白おかしいという人はまず見たことはありません。
これに対し転折丸型は柔軟で変化自在。横断歩道は手前のほうから丸く渡ろうとします。人格円満、冗談が好き。想像力、アイデアがあり、話が面白い人でしょう。
職業としては転折角は司法・金融・保安関係向き、転折丸はマスコミ・出版関係、サービス業向きです。