マクレランドの動機説
こんにちは。人事コンサルタント兼社会保険労務士の伊藤康浩です。
今回は採用広告を出す場合に是非念頭に置いて頂きたい「マクレランドの動機説」についてご説明します。
働く上で次の3つの欲求は誰の心にもすべてありますが、どれか一つが強く働いている人がいます。
1.親和動機
みんなと仲良くやっていきたいという気持ちが特に強い。パートの主婦や看護師が多いようです。 この欲求が強い人は、あなた古くなってきたからリーダーやってというと嫌だと言って辞めてしまいます。褒められるのも叱られるのもみんな一緒。休憩室で仲良くお茶していたいいう方です。
2.達成動機
物事をすごく達成していきたい。誰かと一緒にやるのではなく私の業績としてどれだけ達成できたかな 評判良かったのか悪かったのか数字が達成できたかできなかったかということがよくわかるようにしたい、一人で頑張りますというタイプです。
3.権力動機
いわゆる組織内の上昇志向。部下に言うことを聞かせて自分はのし上がっていくぞという人です。
お酒飲んで議論吹っかけたり、有名プロゴルファーと一緒にコースを回ったぞ一緒に写真撮ったぞ、と自慢する人はこのタイプです。
そうすると皆で仲良くつつがなく仕事をこなしてくれればいい、一人だけつんけんしていては困るんだね という場合は「毎日が和気あいあい、あなたも一緒に働きませんか」というキャッチコピーですし、 責任者募集ということであれば3番の権力欲求が強い人に響くようなキャッチコピーを用意する必要があります。