リーダータイプの筆跡

こんにちは。人事労務コンサルタントの伊藤康浩です。

唐突で大変恐縮ですが、「大」という字を3回書いてください。 第2画目の上に突出させた部分をご覧ください。

 

大まかに言いまして、全体を3分割して3分の1以上突出しているという方がいますと これは頭部長突出型といって長い方だと筆跡診断の分野では考えています。 これが5分の1くらいだとあきらかに短い方だと判断します。

 

どうでしょうか、皆さん実際に書いてみて3回のこの長さはだいたい同じくらいではないでしょうか。 長い人は3回とも長いし、短い人は3回とも短く書いたのではないかと思います。

 

皆さんが何気なく書いた筆跡というのは心理学でいうと”深層心理”、脳科学でいうと ”無意識の世界”と言われ、そこがコントロールしているわけです。 そこから無意識に文字が書かれているというわけです。

「大」という文字を書こうというのは意識で分かっています。

しかし、2画目をどれくらい突出させようか、というのは無意識に書いているはずです。 だから3回書いてもだいたい同じようなパターンが現れるということですね。

 

実は上が長い方というのは最近あまりいません。

日本ではは2割くらいしかいないのですが、 一昔前の経営者や政治家にはけっこう長く書く人がいました。例えば本田宗一郎さんとか松下幸之助さん 中曽根康弘さんなどです。

 

それでは2画目のこの長さは深層心理の何を現しているのかといいますと、どうも人間というのは 横線というのは平均的という意識を持つようです。 平均の中に埋没したくない、平均では嫌だと、俺は人よりも高い位置に行きたいんだ、というような考え方を 持っている人は思わず高いところに打ってしまうということです。

 

昨今は明らかに突出している人の割合が少なくなってきています。 出る杭は打たれると言われますが、それは世の中が常識的な人間になったほうがいいよ、 むやみに一人だけ突出するのはいかがなものかと、そういう考え方の影響も受けていると思います。

 

重要なことは高く打つ、低くうつ、いずれにしても皆さんの深層心理が反映されているということです。 短い人は特に人の上に立って苦労したくない、目立とうともさほど思わない、それが今の深層心理に フィットしているということです。

頭部長突出型だという人の中でも、今は社長ではないかもしれませんし、あるいは職場で 「あいつはリーダータイプだ」と言われないかもしれませんが、それは心の中で持って いる本音だということです。ですから将来そういう願望が出てきて経営者になったり職場でリーダー となったりすることは大いに考えられます。

 

このように筆跡によって性格を知るというのは一般的な性格を知るのとは違って本当の深層心理を知る、 本音がわかることです。

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